ケララ州で思う①

週末と代休を利用して、ケララ州コーチンの友人を訪問している。
ケララ州に来るのは、これで3回目。


最初の訪問は1997年、大学の卒業旅行だった…なんと20年前!
北インドを旅した後、東回りで南インドを旅して、確かケララ州は旅の最後の方だった。
町がきれいなこと、何より乞食がいないことに驚いた記憶がある。
その後、調べてみたら、教育や保健のレベルが高いとわかり、
「教育(や保健)と貧困の関係」に触れた初めての経験だった。

2回目の訪問は、今年の3月のホーリー休暇中(つい最近)。
バラナシでは、道の至る所に牛やらバッファローが当たり前のように歩いているし、横になっている。それがコーチンでは全く見られない!
また、至る所に「チェ・ゲバラ」の写真!
これまた、ビックリ。
(インドを勉強してきたのに、恥ずかしながら、ケララ州では共産党が第一政党だと知らなかった。)

そして至るところに巨大な教会。
バラナシは至るところにヒンドゥー寺院があり、その「教会版」と言いたいところだけれども、それら教会は新しく建設されたもの。
どうやら、エバンジェリスト系クリスチャンが大金を投資した結果らしい。
所謂、貧しい国で起きている現象がここでも起きているのだろう。

ヒンドゥー教徒はマジョリティ(多数派)とはいえ55%だとか。
インドなのに、ヒンドゥー教徒の影響力はない。
…それなりにバラナシに馴染んでいる私には違和感さえ覚える。

ケララ州などの南インドでは、女性の地位が高いと言われる。
インド人には欠かせない
「外国人が来たら、とりあえず親戚に紹介してまわる」訪問をしてもらったところ、
友人は恐らく特別な環境であるとはいえ、女性の医者、学者、社長に事欠かないよう。女性の社会進出が独立直後から意識されてきた結果のようだ。

一方、面白いのは、そうであっても、「女性の一番の幸せは結婚、子供を産むこと」、「家事は女性の領分」といった価値観はそのままらしく、女性が夜独り歩きすることや、お酒やたばこを嗜むことはタブーらしい。

いろいろ見ると、触れると、考えると、コーチンもかなり面白い。
勉強したくなる。

日々是好日―インド編

2016年、12年ぶりにインドに戻った。 理由はたくさんあるけれど、最大の理由は「原点回帰」。 インド人は、私にとって宇宙人だ。12年前、大嫌いになって、「二度とインドとは本気で付き合わない」と思って去った。それなのに、今、またインドにいる。縁(或いはカルマ)があるということなのだろう。 ロマンチサイズしなくなった今こそ、インドを再考してみたい。彼らの底力の何かしらを掴めるかもしれない。

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